江別競馬場(北海道)
1928(昭3)年〜1939(昭14)年

本州東北部から北海道、千島列島、樺太を生活圏としたアイヌ民族の地に
その昔
宮城県涌谷領から21戸76人の農民が移住した


その後、明治政府による開拓使府令が布達され
各地から屯田兵も入地し、計画的な開拓がすすめられ
江別村が誕生した


人口も徐々に増え、江別村から江別町に昇格した頃

1885(明18)年:
学校通りにおいて直線コースの祭典競馬が行われ
1890(明23)年:江別駅東方に円形馬場を設置し人々は馬の競走を楽しんだ


1910(明43)年:その後、馬場を飛鳥山(現:飛鳥山運動公園)に移し

1928(昭3)年:地方競馬規則公布後
札幌産馬組合の主催による、地方競馬としての江別競馬が開催された


1933(昭8)年:駅より2kmの距離に移転して開催を続けたものの


戦争による軍馬資源保護法が公布されたのに伴い
1939(昭14)年:
江別競馬場廃止に至る



北海道札幌郡江別町